「三婆」に救われた話
舞台「三婆」が終わって2週間が経つ。
もうすぐサマパラ開幕だけど、その前にどうしても「三婆」という舞台に感謝の気持ちを述べたくなったのでここに残すことにした。
いつも言っているけど、ここからの言葉はあくまでも私個人の気持ちや意見なので、同担がみんな同じ気持ちだなんて思っていないし、読んだ方も思わないで欲しい。
2018年9月、康二くんに初めて外部舞台の仕事が発表された。
それが「三婆」
通常なら手をあげて大喜びするはずが、前の記事でも述べたように、いろいろ…そう…いろいろあった時期だったから…素直に喜べない自分がいた。
わたしはスパンコールがたくさんついた衣装を着て、歌って、踊って、ステージ上でスポットライトを浴びてキラキラ輝く康二くんを見るのが好きだ。誰よりも光って見える。
その姿に何度も救われたし、笑顔をもらった。そんな姿をずっとずっと見ていたかった。
だから、三婆の出演が発表された時、康二くんが舞台班になるのが怖かった。
関西Jr.の公演にいつのまにか出なくなり、どんどん追い出されて、舞台中心になって、だんだん私の好きなキラキラ康二くんが見れなくなるのではないか。こんなことを考えてしまっていた。
2019年1月、康二くんがSnow Manになった。
自分の大好きな人が悪く言われる事ほど心がしんどいことはない。この半年間で身にしみるほど感じたことだ。わたしの大好きな人は誰かの嫌いな人で、誰かの嫌いな人はわたしの飛びっきり大好きな人。きっと本人にもいろんな声が届いている。何ができるか考えた時に出てきた答えは、マイナスな言葉に反発するのではなくただひたすら自担への愛を叫ぶことだった。
この頃、同担から不安、悲しみ、辛さ、苦しさ、怖さ、いろんな負の感情のマシュマロがたくさん届いた。もちろん共感するものが多かった。でも絶対にネガティブな回答やツイートはしたくなかった。一度ネガティブな感情を表に出してしまうと、周りもそれに引っ張られてしまう。ネガティブの連鎖、それを避けたかった。
1つ黒い言葉を見つけると、5つ康二くんかわいいよしよしってした。盲目だと言われてもいい。自担には優しくてあったかい世界に包まれていて欲しかったから。
もう一度言う。
「康二くんには優しくてあったかい世界に包まれていて欲しい」
まだまだだと思っていた三婆が始まった。
初日は仕事が休めず、1日遅れで私的初日を迎えた。
康二くん演じる辰夫は大竹しのぶさんら名女優が演じる三婆の家の御用聞。お花さんという恋人がいる役だ。
なんだこれ馬鹿かわいいしんどい無理ずっとかわいい、いや、怖い、可愛すぎて怖いめっちゃ怖い無理やねんけどちょっとしんどい意味わからん誰?君誰なん?って思ってたら3幕なに?馬鹿イケメン、は、結婚してるん?なんで?え?誰?それ誰なん?は?子供?しかも3人目?わっっっつ!わっつはぷん!!!アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
って感じだった。(伝われ)
とにかくなんかすごかった。康二くんがかわいいのは知ってたけど、かわいさが尋常じゃなかった。まじか、そんなかわいいことできるんか、そっか、まじか、まじか…みたいな。トマトになりたい。あと、3幕で花道から登場する時、CGみたいだった。(褒めてる)
違う、私がこの記事で伝えたかったのは辰夫ちゃんカワイイ情報ではない。
三婆松竹座公演中、康二くんの誕生日公演があった。昼公演の1回のみ。6月21日、康二くん25歳の誕生日。
「大切な人の誕生日で…」と言う理由で有休を使った。ちなみに昨年の御園座の康二くんバースデーは「大切な人の誕生日パーティーが名古屋であって…」と言って有休を使った。嘘はついていない。自分の誕生日も公演があったがそれは無視して自担の誕生日を優先。そう、ヲタクだから。
誕生日公演は外部舞台なんだから当たり前に特に変わったこともなく、いつも通り進んでいった。それでもよかった。誕生日に自担がステージに立っている。それだけで最高である。
なのに、それだけで終わらなかった。
1回目、2回目のカテコ。いつも通りにこにこぺこぺこしてる康二くん。
3回目のカテコ。幕が上がるとしのぶさんが康二くんを前に押し出し、客席に向かって「せーのっ!」の声かけを合図に、まるで前もって練習していたかのように出演者、客席が一体となって康二くんへハッピーバースデーを合唱した。おめでとうの声が飛び交う松竹座。大好きな人が大好きな場所でお祝いされる姿。照れながらぺこぺこする康二くん。
まさに「優しくてあったかい世界」の中心に康二くんがいた。
発表当初、まさかこんな空間を味わうなんて思ってもみなかった。幸せで泣いた。
公演を重ねるほどに出演者の方々の仲がどんどん良くなっていくのを感じていた。
しのぶさんを始め、いろんな出演者の方がブログやインスタで康二くんのエピソードを載せてくれた。どれもかわいくてほんわかしていて、これもまた幸せだった。
あっという間に大千秋楽を迎えた。
7月8日、博多座。
前日からしのぶさんの声の調子があまり良くなくて、でもきちんと対処されていて、さすがプロだなぁと感動しつつ、こんなすごい方と長期間ずっと同じステージに立っていたなんて本当にありがたいことだなぁ、って思ったりもしたけど、いや、私は誰やねん。親か。
また3回目のカテコ。三婆カンパニーで踊るUSA
これから生きていく中で、USAであんなに泣く事はもうないと思うっていうくらい泣いた。
先程までの辰夫ちゃんではなく、完全にスーパーアイドル向井康二だった。踊りながら出演者さんを引っ張って移動して飛んで跳ねて、とても楽しそうだった。
曲中は思いっきり踊っていたくせに、曲が終わった途端サササっと最後列に下がる康二くんを前に引っ張り出して「振付師、向井康二〜!」って紹介してくれるしのぶさん。笑顔の三婆カンパニー。
またやってきた「優しくてあったかい世界」だった。
そして、望んでいた「優しくてあったかい世界」のまま三婆の幕は降ろされた。
白い巨塔も終わり、関西Jr.時代に得た仕事はこの三婆が最後だった。
三婆期間中は毎日が本当に幸せで、優しくて、あったかくて、終わらないで、このままずっとずっと続けばいいのにと思った。
あんなにネガティブな感情を抱いていた舞台が、こんなに大切な舞台になるなんて思ってもいなかった。
三婆の出演が発表されて以降、康二くんが宣伝をする時、「三婆という素敵な舞台に出演させていただきます」という言葉を使っていた。
有言実行。まさに私にとって「素敵」で大好きな舞台になった。
そしてこの舞台で、歌って踊る康二くんと同じくらい「演技をする康二くん」も大好きになった。
誰かが「半年も経てば世界は変わる」と言っていた。私もそう信じていたけど、実際そんなわけにもいかず、まだまだ見たくない言葉が溢れている。だからと言って、誰かを責めるつもりもない。私はこれまで通り、大好きな人へ大好きだと叫び続けるだけだ。
ただ、時々、やっぱりしんどくなる事もある。そんな時は、「優しくてあったかい素敵な舞台三婆」を思い出せば、また前を向けそうな気がする。
誰にお礼を言ったらいいかわからないけど、「三婆」を作り上げるのに関わって下さった皆さんに、全員に感謝を伝えたい。
優しくてあったかい世界をありがとうございました。
そして、忙しい中、まともに舞台稽古もできなかっただろうに、そんな姿を全く感じさせず完走してくれた康二くん!ありがとう!
よっ!スーパーアイドル!!!
愛を込めて花束を〜Jr.大賞のお話〜
遡る事1年前、第24回(2018)のJr.大賞「恋人にしたいJr.」の結果を見たわたしの感想
「やば(笑)」(康二くん20位)
どうも、まんまとゆりゆりにハマって毎日が楽しいピンクお花畑になった愉快なおばさんです。立派なゆりゆりロス!!!どこにいるのゆりゆり!!!!!その前に何故わたしは深キョンじゃないの!!!!!!神様のいじわる!!!!!おっぱいと顔の両方なんてワガママは言わないからどっちかだけでもください!!!!もしくは、ゆりゆりだけでもください!!!!!!ちなみにわたしは勉強はできないので自力で東大に合格して!!!!!!!
冗談はさておき(冗談でもないけど)、第25回(2019年)のJr.大賞は長年のヲタ人生の中でも、いや、ヲタに限らず普通に自分の人生の中でもこんなに頑張ったことないんじゃないか?ってくらいの出来事だったので、数年後に自分で読んで、こいつこんな必死になってバカだな、って嘲笑う為に、ここに記録を残しておこうと思う。
最初にお伝えしておくと、あくまで私個人の主観なので、向井担や関西担がみんな同じ思い、気持ちだとは思わないで欲しい。「わたしは」こう思った、ってだけの文章です。
正直、要望は雑誌についてるハガキにピロピロ~っと書いてペッとポスト投函するとか、ラジオに時々メール送るとか、それくらいのレベルでしか動いてなくて、全く力を入れていなかった。
ら、昨年のJr.大賞。
康二くんは20位。誌面のランキング表に名前が載るギリギリの順位。本当にギリギリ。とにかくやばいと思った。
Jr.大賞はもちろん注目していたけど、まぁ、誰かが投票してくれるだろ、なんて甘い考えを持っていて、自分自身で投票したのはほんの数票。そうしてダラダラしていたらこの有様。
この時に、あ、誰かがやるじゃなくて自分がやらなきゃいけないんだ、ということを学んだ。(要望レベル1→要望レベル2)
昨年の夏頃、聞いたこともないテレビ番組の出演が決まった。
テレビ大阪の「大阪の新常識 OSAKA LOVER」という番組。
康二くんはスタジオゲストではなくロケVTR出演だったけど、それなりに見応えのあるVTRでとても嬉しかった。
前回更新のブログでも記述した通り、この頃からどこか危機感を感じていたので、もう一度出演して欲しくてバカみたいに要望を送った。(要望レベル2→要望レベル3)
すると、本当に再出演が決まった。
実は以前に雑誌STORYに掲載された時、本人が熱望していたモデルのお仕事だったこともあり、かなりの数の要望が届いたらしく、これもまた本当に再掲載されたことがあった。
ついでにSTORYさんが更新してくれた康二くんの撮影時裏話が超絶カワイイのでリンクを貼っておく。
【1回目掲載時】
https://storyweb.jp/lifestyle/7671/
【2回目掲載時】
https://storyweb.jp/lifestyle/22855/
また大阪の新常識の話に戻ると、実は3回目の出演が先日発表され、昨日無事に放送された。
2回目までの出演は、1回目の出演でテンションが上がっていることもあり要望も集まりやすかったのかな?と思っていたけど、3回目はすごい。もう準レギュラーやん。おめでとうありがとう(気が早い)
わたしたちの声がどこまで反映されての再出演かわからないけど、もし本当にファンの声で再出演が決まったのなら、こんなにやりがいがあって嬉しいことはない。だって、自担の仕事に繋がったんだから。
2018年10月、もう何年も個人戦が続いていた関西Jr.にグループが結成された。
でもそこに自担の名前はなかった。
キラキラの衣装を着て希望に満ち溢れた新曲を歌う7人を直視できるほどの心は持ち合わせていなくて、7人を見る度に自担の姿を探してしまう。
どうしていないんだろう。この気持ち、何度目だろう。前にも同じ気持ちになったことがあったな。またか。まただ。
7人はただひたすらにステージでキラキラしているだけなのに、そのキラキラした姿に勝手に傷ついていった。
2018年10月24日。
数年ぶりに開催された梅田芸術劇場での関西Jr.公演初日。
なにわ男子結成後、初の関西Jr.コンサート。
怖くてたまらなかった。立ち位置が下がっていたらどうしよう。
でも、OP映像も、コンサートの内容も、そこまで立ち位置が下がったようには感じず、結構心穏やかに公演は進んでいった。なんだ、大丈夫かもしれない。
本編ラストの曲「My dreams」
関ジャニ∞大倉くん、安田くんが関西Jr.のために書き下ろしてくれた新曲。
歌い始めは西畑。これはいつものこと。さぁ、次だ。
流星。
その次も違う。また違う。違う。
康二くんが出てこないまま1番が終わった。
2番になってやっと出てきて、歌い出した歌詞がこれ。
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どこまでも続く夜空
不安に押しつぶされそうで
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無事にしんだ。メンタル!メンタルが!しぬ!メンタル!!!
ここだけでもしんでるのにさらに追い討ちをかけるようなソロパートがこちら。
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約束するよ
あの場所へ連れてくから
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しんだ!!!!(2回目)
どこに連れてくねん居酒屋か!?ユニバか!?あぁ!!?メンタル!!!!!!!!ベンバルゥ~(ミニオン風)
とにかくブルブル震えて、頭おかしくなりそうになりながらふとステージを見ると、なにわ男子の後ろに立つ康二くんが見えた。
いつも当たり前に最前にいた人が2列目にいた。
この時に、なにがなんでも絶対にMy Dreamsで1列目に戻したいと思った。
同じ頃、Jr.大賞の投票が始まった。
決意表明ではいつも「面白いJr.」とかそこら辺を公言していた康二くんが、今年は「恋人にしたいJr.」を掲げた。
「ランクアップのお手伝いをお願いします。15位でいい、あわよくば10位!」
「いつ通り!それ以上の
向井康二で頑張っるから
みんなも僕を信じて
付いてきてほしい。」
「僕はこの仕事が好き」
康二くんも今のこの状況を変えようとしている。
Jr.大賞を頑張る理由は十分すぎるくらい出揃った。
投票期間中は何度も何度も悔しいことがあった。悔しくてうまく処理できなくてモヤモヤして、そんな気持ちを全てJr.大賞にぶつけた。
実は同時期にWU11月号で「自撮りジュニア選手権」なるものが開催されていた。
Jr.大賞に比べて投票期間は短かった為、結果も割とすぐに発表された。
康二くんが1位になった。
「ファンの子、スゴイな。がんばったくれたんやろうな。俺のファンの子、いろんなところでがんばってくれてありがとう!そのがんばりをエネルギーにこれからもがんばります!」
「俺はポジティブ。それはファンの皆さんがいるからやと思う。ファンの方、熱いんですよ。いつでも最強の味方でいてくれて、ほんまに愛おしい存在。」
「テレビ番組に出演したり、雑誌に出たらファンのみんながそのテレビ局や編集部に感想を送ってくれる。とくにオレのファンは熱心で…。みんなのひと手間がオレにとってパワーになってる!仕事とか勉強で忙しいし疲れてるやろうに、改めてありがとうな!」
嬉しかった。まだ頑張れると思った。
Jr.大賞投票締切間近のラジオで初めて「恋人にしたいJr.で"1位"を狙いたい」と明言してくれた。
ラストスパートだった。(要望レベル100)
正直ここまで来るとお金の問題じゃなくて時間の問題だった。いつでもどこでも時間さえあれば投票用紙が書けるように、投票用紙と下敷きとペンを入れるためのポーチを用意していつでも持ち歩いていた。
1回、新幹線の中で書こうと試みたことがあったけど、あの小さい枠に向井康二と書くのは新幹線の揺れの中では至難の業で、笑いのツボにハマったことがあった。新幹線は無理や。
投票が終わった。あとは2月の結果を待つしかなかった。
2019年1月3日。
大阪城ホールでのあけおめコンサート。
康二くんはMy Dreamsで1列目に立っていた。
2019年1月17日。康二くんのSnowMan加入が発表された。
見たくない言葉が溢れ出す。耐えるしかなかった。Jr.大賞で結果さえ出せれば。ここでもJr.大賞が心の支えになっていた。
2019年1月26日。
7年続いたNHK番組のレギュラー卒業が発表された。耐えろ。耐えるしか。
2019年2月20日未明
Jr.大賞の結果の早売りが流れ始めた。康二くんは7位だった。
正直、全然喜べなくて、あんなにやったのに、それでも7位なのか…と初めて心が折れた。
2019年2月20日夕方
仕事が終わって携帯を開くと、いろんな友達から連絡が来ていた。自分の目で早く確かめろ、と。
第25回 Jr.大賞
恋人にしたいJr. 第2位
向井 康二
康二くんからのファンに向けての言葉は
「夢を叶えてくれてありがとう」
だった。
嬉しかった。
きっと康二くんは、この結果は「ファンのみんなのおかげ、ありがとう」って言う。
でも違う。康二くんへ投票された1票1票は全て、投票した人達の心を動かした康二くん自身の力だ。
Jr.大賞の投票が始まった頃、とにかく康二くんの自信に繋がる順位が欲しかった。康二くんの武器にも盾にもなる順位が欲しかった。いろんな人を見返す順位が欲しかった。
その順位に到達できただろうか。できているといいな。
1位じゃなくて2位ってところが僕っぽい!なんて笑ってくれるかな。
夢を叶えてくれてありがとう、と言ってくれてありがとう。
そして、おめでとう。
愛を込めて花束を。
Next Stage〜めくるめくステージへ〜
わたしが康二くんの団扇を持ちたいと思った理由は「笑ってほしい」と思ったから。
今からただの1人の気持ち悪いヲタクが気持ち悪い文章で長ったらしく語るけど、こうでもしないと自分の気持ちに整理がつかないので許して欲しい。キモイのは十分わかってる。本当に長いし重いし暗いのでメンタル弱めな方は読むのをオススメしない。
エイトコンで寒そうな格好をしてた産まれたてほやほやムエタイ向井ブラザーズ(弟)は気が付いたら大きくなっていた。
康二くんはあまり笑っているイメージがなくて、お兄ちゃん達にMCで話を振られてもボソボソしゃべるし、何言ってるかわからないし(これは今もか!)、でも曲が始まると豹変する。
さっきまでのボソボソ坊やと同一人物だとは思えない。ステージで歌って踊る康二くんは飛びっきりキラキラして見えた。
当時の松竹バルコ登場なんて、扉横4.5番以外もほぼほぼ該当担で埋め尽くされて究極のファンサタイムだった中、康二くんの登場バルコは康二担が1人もいないことが何度かあって、そんな時康二くんはバルコから他の階の客席にファンサをしていた。
あまり笑わないし、不器用だけど、一生懸命さは伝わってくる人だった。時々見える心からの笑顔がキュンとなった。
だからもっと笑って欲しくて康二くんの団扇を持ちたいと思った。これがわたしが康二担になったきっかけ。康二くん、もっと笑って!これがわたしの原点。
ただただ笑って欲しくて、カンペは康二くんを笑わせることしか考えてなかった。
前にも呟いたことがあるけど、◯◯して!という何かを求めるようなカンペは数回しか持っていなくて、ほとんどがメッセージ系かネタ系。読んで、ありがとうとニコッとしてくれるのが好きだった。あ、笑ってくれた。やっぱり笑顔が好きだな。ネタ系のカンペを見せて時々ツボにハマるとケタケタ笑ってくれた。達郎団扇は本当に万能だった。もっともっと笑顔が見たいと思った。
2012年関西の特番で、康二くんが突然司会を任せられた。
そりゃあもうグダグダで、なんで康二くんにこんなことさせるの?と思いながら、ああ、大人達は康二くんを照史ポジにしたいんだなって思った。関西をまとめて、引っ張っていく人。
この時に、あと少ししたら照史達は関西からいなくなるんだと感じた。(2年後デビュー)
康二くん17歳。
同じ頃あほすきのレギュラーが決まった。
かねこじレギュラー開始当初は、外観覧の人数もあからさまに少なくて、収録開始1時間前に行って、最前を陣取れたこともあった。観覧も月1は当たっていたし、2週連続で当たったこともあった。
当時は毎週生放送だったので、収録を見に行って、帰宅後に録画していた放送を見返すルーティン。
ただ、なんだかおかしい。放送を見返しても康二くんがあまり映らない。ワイプはほぼ壊滅的。え?さっき康二くんスタジオおったよな?なんでこんな映らんの?答えは、表情がないから。VTR中も笑わない。笑わないっていうか真顔。愛想笑いができない。そりゃ映してもらえない。
わたしが毎週まちけんのワイプ芸をするのは、この頃の経験があるから。ワイプの中で康二くんの表情がコロコロ変わることに未だに感動が冷めなくて、ついつい恋祭りを繰り広げてしまう。ワイプに抜かれる度に嬉しくてたまらない。すごい、こんなに映る。こんな表情できるんだ、すごい。嬉しい。
ジャニーズWESTがデビューした。相方がいなくなった。れんしょうが東京へ行った。康二くんがまたあんまり笑わなくなった。
キッときつい顔。何かを背負ってる。自分がやらなきゃいけない、自分がしっかりしないと。弟康二くんの封印だった。
2013年までは、正直、公演ごとにパフォーマンスのムラがあって、あ、今日はガシガシ踊ってるな、あ、今日はゆるゆるだな、と丸分かり。へらへらしてる日もあった。
今じゃ考えられないけど、本当にやる気にムラがあった。
でも、2014年頃からそれが目立たなくなった。やる気メーター満タンの日が増えた。だけど、気を張ってしんどそう。大丈夫かな、壊れないかな。
2015年はなんだかさらにオラオラしてる。康二くんじゃないみたい。怖い。笑って欲しい。
この頃から康二くんを見るのが辛くなってきた。
2016年ジャニフワ。
ここ数年ずっと見たいと思っていたものが見れた気がした。キラキラしてる。楽しそう。笑ってる。嬉しい。康二くんが楽しそうだとわたしも楽しい。やっぱり大好きだ。
ここからはわたしが異変に気付いた夏から残していたメモ。
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8月4日(土)夏松竹初日。
いつも通り午前中からジャニショ写真の画像が出回り始めた。
個人写真がイケメンすぎて死んだのと同時に、混合の枚数が少なすぎて、今年は囚人役じゃないことを悟った。
入場してパンフを購入して、中を見るか迷ったけど結局中を見たらやっぱり看守長。
歴代の看守長はみんな大好きだけど、みんな苦労人で、もう事務所は康二くんを育てる気がないんだと感じた。
それでも1ヶ月間、康二くんなりの看守長を最後まで演じてくれて、進化し続けてくれて、そのポテンシャルの高さに大好きが積もった。
でも、ショータイム。
3曲の新曲。別れ方は、推され、推され、るたこじ。焦った。るたこじは大好き。でも、どんどん切り離されている感じがした。
9月に入って、るたこじがあちこちに見学に行き始めた。ほんといつどの舞台へ行くにも2人セット。何かあると思った。
9/24(月)康二くん日誌更新。
いつものカワイイ文章と写真。
1つだけ違ったのはJr.大賞への思い。
毎年何かしらJr.大賞のことは触れるけど、面白いJr.とかオシャレなJr.でランクインしたいな〜ってニュアンスなのに今年は恋人になりたいJr.でランクアップしたいと明言した。
みんなの1票をください、と。そこまでハッキリ言うのは珍しいなって思った。
9月25日(火)朝起きたら康二くんの外部単独仕事が発表されていた。
ジャニーさんに出会って18年、ジャニーズに入って12年、初めてジャニーズ主催でないお仕事。
嬉しいはずなのに、何かすごく嫌な予感がして、表面上は喜んでるけど、内心「別の仕事がよかったな…」なんて思っている自分がいた。
しかもこんな先の舞台をこのタイミングで発表?昨日日誌更新するなら三婆発表されてから日誌の順番回したらいいのに、何このタイミングとも思った。
違和感が止まらなかった。
10月4日(木)突然やってきた。
仕事で難波にいたわたしは、その休憩時間にマシュマロで異変に気付いた。
Twitterを開くと世界が変わってた。
よくヲタクが「世界が変わる」とか「世界が回る」って表現使うけど、ほんとにまさにそれだった。
昨日までと全然違う。不安だらけの世界になった。
この日は自分自身バタバタしていたこともあり、ことの重大さに気付いていなくて、トリオは完全に次世代だと思っていたので、今回トリオが入っていたことに安心感も覚えた。あ、トリオ入ってるからこのメンバーでデビューはないな。トリオ育てる為のユニットだな。どうせすぐ無くなるな。何をみんなそんなに騒いでるの?でも胃が痛い。
次の日、頭痛もし始めた。
さらに次の日、なんと発熱した。37.5度まで上がって自分でもビックリした。
日が経つにつれて、いろんなことが見えてきた。看守長の呪い、るたこじの異様な程の絡み、康二くんのJr.大賞への思い、三婆。
三婆は康二くんを辞めさせない為の鎖だと思った。もしそうだとしたら、近いうち関西Jr.からデビューが決まる。康二くん以外のメンバーから。デビューしなくても、きっとなにわのゴリ推しが始まる。関西の顔としてなにわがいろんなメディアに出る。そこに康二くんはきっといない。なんでだろう。
ジャニーズWESTの時と同じだと思った。りゅかみはまをドラマで縛ってから、他4人のデビュー決定。寒気がした。りゅかみはまは加入できたけど、果たして同じ状況になった時、康二くんはねじ込めるだろうか。もし入れなかったら、今度こそ康二くんは表舞台からいなくなるのではないか。
人生の7割の時間をジャニーズで縛られていた康二くんは「ジャニーズ」しかできない。ジャニーズに関してはプロだけど、その他ができない。文ちゃんや龍太のように外部舞台の世界で生きていけない。じゃあ、松竹座に残って後輩たちの面倒を見るか。またか、まただ、いつまで。WESTデビューの時でさえ辞めようとしていたんだから、今度こそ辞めるかもしれない。いつになったら自分のために、自分のためだけに動けるんだろう。
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ここでメモが途絶えてるから多分わたしのメンタルが死んだんだと思う(笑)
ここ数日、怖くてTwitterが見れなかった。
意を決して数日ぶりに開くTwitterは刃物のような言葉で溢れていた。
すの担の「追加なんていらない」という言葉を死ぬほど見た。関西担の「裏切り者」という言葉も見た。涙がポロポロ出てくる。いつまで経っても止まらない。すの担はわかる、でも、関西担にも言われるのか。なんで。わからなかった。あんなに関西に尽くしてきた人も裏切り者と言われるのか。じゃあ代わってくれる…?なんて思ったりもした。わたしは意地悪だ。
走馬灯のように次々と康二くんの笑顔が浮かぶけど、それは全て周りに関西Jr.がいる。わたしの好きな康二くんの笑顔はいつも関西Jr.と共にあった。康二くんが大切に大切にしていた関西Jr.のことを、わたしもすごくすごく大切で大好きで大好きで大好きだった。
康二くんは関西に骨を埋める人だと信じ切っていた。大好きな場所から、大好きな人がいなくなるなんて考えたこともなかった。考えても想像がつかない。今もまだわからない。
ふと思った。
このまま康二担を続けられるだろうか。
そんな時に原点に戻った。
康二くんは今うまく笑えているだろうか。きっと不安でいっぱいだ。また泣いてるかもしれない。歯を食いしばっているかもしれない。
また、笑って欲しい。
どうしたら笑ってくれるだろうか。康二くんのことが大好きなファンがたくさんいることを証明したらまた笑ってくれるかな。
康二くんの団扇を持ちたい。
正直いろんな事を考えた。
松竹座を卒業したくないので、関西Jr.の中から新しい担当を探すか。もしくはデビュー組に戻るか。ヲタ卒するか。芸人ヲタになろうかな。なぜかリトグリファンになる案も出た。
いろいろ考えたけど、わたしには康二くん以外考えられなかった。
何度考えても、どう考えても、康二くん以外の選択肢がなかった。
今はまだ康二くんからの言葉も聞けていないし、まだ納得できない部分もあって、自分でもよくわからない。
でも、関西Jr.でいて欲しいというのは、わたしのエゴだ。
これまで関西から関東に行った人って誰だっけ?亮ちゃん、内くん、優馬、廉くん、紫耀くん…。え、メンツやばない?強くない?めちゃくちゃ強い。あ、美勇人もかな?
こんな長ったらしく書いたけど、これが自分の本心かすらわからない。
1時間後には考えが変わっているかもしれない。嘘ついてるかも。いや、わからない。まだ本当にわからない。何が起こっているんだろう。
ただ、康二くんしか考えられないという点だけは変わらないと思う。
康二くんしか、康二くんしかいないんだよ。
今更、康二くん以外なんて無理。
だから、わたしはこれからも康二担として康二くんを1番に応援していきたい。どんな道でも。
すの担の皆さまへ
我々康二担は昨年のとある変動により良いのか悪いのか要望や数字のプロになりました。
数字が出れば、何かが変わるかもしれない、その一心で要望オバケになりました。
各所へバカみたいに要望を送り、実際にお仕事に繋がったこともある。すぐ要望、ヒマさえあれば要望、口癖が要望。ダジャレ挟んで申し訳ないけど、寝不足ヨボヨボになりながらも要望を送る。しかもその行動が康二くん自身にも届いてる。ので、さらに要望。エンドレス要望。
だからそこらへんは任せて欲しい。
舞台やコンサートの千秋楽に行われるグッズ一揆も引かずに見守っていて欲しい。売れ残るという選択肢がないので、売り切れるまで永遠に買い続けます。これも数字に繫がる。事務所にダイレクトに示す事ができる数字。
こいつら頭おかしいんじゃないかってくらい要望要望、フォトセフォトセ言ってると思う。
すごくすっっっごく生意気なことを言わせてもらうと、SnowManに加入させてもらったからにはSnowManのあらゆる数字を上げていきたい。
いろんな人を見返したい。
そして、いつくるかわからないけど、いつか、いつか、「康二くんが入ってくれてよかったな」とほんの少しでも思ってもらえるように、私たちファンも、これまでのSnowManの歴史を汚さないように、壊さないように、一緒に応援させて欲しいです。
わたしのすの担のお友達みんなへ
わたしの見えるところで康二くんのこと悪く言わないでくれてありがとう。
みんなが6人のSnowManを大切にしていて、大好きなこと知っているから、正直どうしようって思った。
わたしの前では本音言わないでいてくれてることも知っています。
気を使わせてごめんね。いつもありがとう。
康二担のみんなへ
とりあえずみんなでトリキ行こか。
未成年もいるからサイゼがいいかな?(笑)
康二くんがくれたコジティブという言葉を胸に!前へ!前へ!
康二くんへ
関西Jr.のお兄ちゃん、お疲れ様でした。
甘えたで、泣き虫で、弟気質なのに、たくさん悩んで、本当に、本当によく頑張りました。
康二くんが大切に守ってきた関西Jr.は、きっとこれからもずっと続いていくよ。
これからいろんな事が起こると思うけど、いつでも味方でいさせて下さい。
いろんな選択肢がある中、ステージに立ち続けてくれてありがとう。
大好きです。