miwa’s diary

関西が好きな人のブログです。

「約束するよ、あの場所に連れて行くから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年8月8日東京ドーム

自担のCDデビューが発表された。

 

 

 

入所から12年10ヶ月。25歳の夏。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなこと、きっともう二度とないから、素直な気持ちをここに残しておきたい。

ただ、毎回言っている通り、以下の文章は私個人の思いなので、すの担とか関西担とか康二担がみんな同じ思いだとは思わないで欲しい。

本当に真っ直ぐ書きたいから、嫌な思いをさせてしまうかもしれないので、先に謝っておきます。ごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あまりデビューしたいと口に出すことがなかったけど、なにきん時代、康二くんの口から「デビューしたい。デビューするならこの6人かな」という言葉を聞いた。

 


弱々しくボソっと言った言葉だったけど、デビューに対してあまり執着がないと思っていたから、その言葉を聞いた時、飛び上がるほど嬉しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ジャニーズWESTがデビューした。

相方がいなくなった。

れんしょうが東京へ行った。

「デビューしたい」と口にしなくなった。

 

「デビューが全てじゃない。バラエティ中心という道もある」そんなことを言い出した。悲しかった。諦めてしまったのか。


CDデビューが全てではないことは、活躍している先輩方を見て理解しているつもりだ。でも、自担にはCDデビューして欲しい。CDデビューが全てではない、でも、CDデビューしないとできないこと、見えない景色がたくさんある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年秋、新聞のインタビューで「デビューしたい」と答える康二くんがいた。嬉しくてたまらなかった。諦めてなかった。まだ大丈夫だ。まだ行ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年春、キンプリがデビューした。

康二くんの隣にいた人、後ろにいた人、立ち位置がわからなくてよく康二くんが誘導していた、何かあればフォローして、励まして、寄り添った。なんでだろう。なんでそんなところでキラキラの衣装を着てスポットライトを浴びているの?康二くんはまだ松竹座にいるのに。

 

今だから言えるけど、シンデレラガールは当時全く聞けなかった。聞きたくないのに街中で流れる。なんなら康二くん自身が生放送のラジオで流したこともあった。それでも聞けなかった。誰のせいでもないとわかっているのに、どうしてもおめでとうが言えなかった。

 

黒い感情が湧き出てきたけど、該当担の友人が何人もいたし、そんな感情を出すわけにはいかず、抑えるのに必死だった。でも中にはそんな感情を抑えず吐き出す人もたくさんいた。せっかくのデビューなのに素直に喜べないと言う該当担のツイートをいくつも目にした。

 

そんなのおかしい。そんなの気にせず思いっきり喜んでいい。だって、すごいことなんだから。当時そんなことをぼんやり思っていたのを覚えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年秋、なにわ男子が結成された。

閉ざされていた関西に吹いた新しい風。間違いなく関西Jr.の転機だった。でも、何度探しても、何を見ても、そこには関西をずっと引っ張ってきたはずの康二くんの姿はなかった。悲しむ人、落ち込む人、怒る人、またいろんな言葉を目にした。

 

当時、「自担が選ばれて嬉しいはずなのに、周りの目を気にして思い切り喜べない」というマシュマロをたくさんいただいた。キンプリデビュー時と似ていた。嬉しくてハッピーな出来事なのに、該当担が素直に喜べない現実があった。おかしい。思い切り喜んでいいはずなのに。でも、嘆く人達の気持ちも痛い程わかった。だから、歯を食いしばって「喜んでいい」と返すしかできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年8月8日 東京ドーム

Snow Manの、康二くんのCDデビューが発表された。

 

 

 

発表された直後、走馬灯のように頭を走ったのは、康二くんの笑顔や楽しかった思い出ではなく、これまでたくさん歯を食いしばって、泣いて、悔しくて、しんどくて、辛くて、寂しくて、我慢して、耐えて耐えて耐えて耐えてきた過去だった。なんで、どうして、今に見てろ、いつか絶対に見返してやると思っていた、あの時の感情。羨ましくてたまらなかったキラキラの衣装とスポットライト。後ろにいた人が前に行く悔しさ。奪われる歌パート、立ち位置。そんな、今まで溜め込んでいた思いが一気に涙として溢れ出した。止まらない。無理、身体中の水分が全部出て干からびて死ぬかもしれない。いや、康二くんのソロコン見るまで死にたくない。でも涙は止まらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

このデビューに対して、やっぱりいろんな人のいろんな思いがあることもわかっている。手放しで喜べない人もいるはずだ。実際わたしの周りだけでも、そんなツイートを目にした。それを見た瞬間、また自分の感情を抑えた。騒がしいTLの中で何をツイートしたらいいかわからなくなった。

 

 

ただ、わたしは、康二くんがデビューできるなら、もうなんでもよかった。どんな形でも、誰でも、どんな方法でも、康二くんさえデビューできればそれでよかった。よかったのに、

 

 

康二くんは東京ドームで大きな花束を抱えて笑顔で踊っていた。優しくて温かいメンバーに囲まれて。

 

 

康二くんが笑っている、それが全てだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう…わたしも…思い切り喜んでもいいですか…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ずっと夢に見ていた瞬間、ずっと待ってた瞬間、いつか、いつかと思っていた瞬間、何度も見送ってきた瞬間、近付いたと思ったら離れていった、それが、やっと巡ってきた。やっと。

 

 

 

嬉しい。不安だらけの世界が一気に色付いた。未来へ繋がった。明日がある。明日があるんだ。シングルのタイトルが発表されて、ジャケ写が解禁されて、今回ビジュアル良い〜なんてウキウキして、発売日前日にCDショップにフラゲしに行って、CDを開ける時ケースの滑りが悪くてキシッて音がして、このデジタル時代にコンポでCDを再生する、康二くんの声だ〜なんて紙の歌詞カードを見ながら。歌番組はどんな髪型でどんな衣装かな。アルバムのソロ曲はどんな曲かな。ツアー初日はどこかな。何歌うかな。グッズは何が出るだろう。いっぱいある、数え切れない未来がある。嬉しい、やっぱり嬉しい。嬉しい嬉しい嬉しい。きっとこれからもおめでとうを言える瞬間がたくさん来る。

これまでのことが全て報われた気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

康二くん、たくさんたくさんお疲れ様でした。いろんな決断をして、約束の場所に連れてきてくれてありがとう。康二くんのファンになれて幸せ!

 

本当に、本当に、本当におめでとう。

 

これからもたくさん笑って、誰よりも幸せになってね。