miwa’s diary

関西が好きな人のブログです。

647日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

647日。

1年9ヶ月とちょっと。

 

自担が突然既存グループに加入して、わたしがそのグループを好きになるまでにかかった日数。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あくまでも私個人の感情の推移なので、他の同担が同じ気持ちだとは思わないでいただけると幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年8月4日、大阪松竹座。舞台少年たちで康二くんが看守長になった。今までと立ち位置が変わる予感がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年10月4日、なにわ男子が結成された。そこに康二くんはいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年10月24日、梅田芸術劇場の関西Jr.公演初日。これまで当たり前に最前に立ち続けた康二くんは、新曲My Dreamsで2列目に立って、弱々しく笑っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年12月22日クリパ昼公演、康二くんが泣いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じ日の夜公演、幕が上がると手を合わせて口パクで「ごめんね」と謝っていた。泣いてごめんなのか、心配かけてごめんなのかわからないけど、ファンを思って謝っていることはわかった。このまま目の前から消えて、いなくなってしまうんじゃないかと怖くてたまらなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年1月4日、大阪城ホール。BIG GAMEの時、「あ、もうこの曲を踊る康二くんを見るのは最後だ」と心のどこかで感じたのを覚えている。康二くんは「関西Jr.は好きですか?僕は大好きです」と叫んでいた。マイクを通さず地声で。ずっと共に戦ってきた緑色のペンライトの海の中で。2019年は関西Jr.にとって絶対に良い年になるから、と言っていた。まさかその2019年関西Jr.の中に康二くんがいないなんて思わなかった。これが最後の緑色の海だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終公演が終わっても康二くんのグッズが売れ残っていて、とにかく買うしかなかった。理由はわからないけど、何が何でも今回は絶対に、いつも以上に完売にさせなきゃいけないと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年1月17日、Snow Manの加入が発表された。

 

数ヶ月前から加入の噂が流れていることは知っていた。知っていたけど、現実離れした話すぎて全く信じていなかった。

 

でも、2019年1月17日、現実になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日何も考えられなかった。考えても考えても考えても考えてもわからなかった。康二くんが関西Jr.じゃなくなる?数日前までBIG GAME踊ってたのに?Snow Man?なんで?なんで康二くんなの?康二くんだけが?なんで?誰のために?誰が得するの?なんで?なんで???わからなさすぎて自分の気持ちを整理する為にアウトプットしたのが、このブログの1番最初の記事である。このブログを始めるきっかけ。正直、書いたことは覚えてるけど、書いた内容はあまり覚えていない。とにかく自分の気持ちを整理しなければと思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自担が何をしても、何を言っても、否定される日々が始まった。自分の好きな人が否定される事ほど辛いことはなかった。まだ、自分が否定される方がマシだった。見なければいいと人は言うけど、自衛できるレベルじゃなかった。ミュートしてもブロックしても否定の言葉がSNSに湧き出てくる。見たくなくても見えてしまう。わたしはこんなに好きなのに、世の中にはこんなに嫌いな人がいるのか。わたしのとびきり大好きで大切な人が、誰かの嫌いな人になっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年2月3日京都南座滝沢歌舞伎ZERO初日。Snow Manの康二くんを初めて見た日。やっぱり何が何だかわからないまま、涙なんて一滴も出ないまま終わった初日。同じステージに関西Jr.がいる。でも康二くんはもう関西Jr.じゃない。よくわからなかった。なんでだろう。たまたま滝沢社長の席の近くで、公演が終わった直後、スーツを着たお偉いさんらしき人とガッチリ握手をして成功を喜んでいる姿を見て、何が成功なんだろう、と思ったのを覚えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年3月、大阪松竹座。いるはずの人がいない。いくら探しても、どこを探してもいない。花道を歩く姿が脳内で再生される。でも、松竹座のどこにもいなかった。康二くんがいないまま進んでいく公演。康二くんがいないまま前に進んでいく関西Jr.。康二くんがいなくてもステージが成り立っている。あんなにずっといた人が、いなかった事にされた気がして心が張り裂けそうだった。

 

 

 

 

同じ月の横アリ。「これからはSnow Man向井康二として頑張ります」と聞こえた瞬間、その場に崩れ落ちた。私自身がまだまだ受け入れられていない証拠だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年5月、たまアリ。なにわ男子が関西Jr.のオリ曲を歌う姿が見れなかった。1番聴き慣れた声が聞こえない。1番見慣れた姿がない。私の脳内では、その声も、表情も、走り回る姿も、客席を煽る手も、全部全部鮮明に再生できるのに、いない。待って、そのパートは康二くんのパート。そのフェイクも。やめて、嫌だ、関西Jr.の康二くんを忘れたくない。

 

 

Snow Manの康二くん」を見ても涙は出ないのに、「康二くんがいない関西Jr.」を見ると寂しくて涙が出てしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年5月末から始まった外部舞台・三婆。基本的に同担しか鑑賞しない為、久しぶりに穏やかな期間だった。一生終わらなければいいのに、と思っていた。康二くんの誕生日公演で、ハッピーバースデーを合唱した。その空気がとても温かく、優しくて、やっぱりいつまでも笑っていて欲しいと再確認した日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、地獄のSNSはまだ続いていた。

すがるような思いで、いろんな文章を読んだ。その中に、とある既存グループに途中から加入した1人のアイドルの言葉が目に入った。

「既存グループに入ると、元々そのグループのファンだった人たちからの風当たりはやはり優しいものではなかった。でも、半年すれば風向きは変わる。」

 

半年。

半年経てば変わるのか。少し我慢すれば、耐えれば、あと少し。あと少しだけ。もう少し。

 

 

 

 

 

 

 

 

全然消えなかった。

 

この頃、いろいろ悩んで何度かカウンセリングを受けていた事を、デビュー後に発売されたMyojoの1万字インタビューの中で明かした。

 

 

 

 

 

こんな時でも康二くんはマイナスな言葉を発しなかった。助けて、とも言わなかった。Snow Manに入れて嬉しい、楽しい、大好きだと言い続けた。

 

康二くんがそう言うなら、わたしも悪く言いたくなかった。その気持ちを守りたくて、マイナスな事を発したくなかった。自担を守りたいが故に、公開アカで反論している人がいるのも見かけたけど、それは違うと思っていた。守る事になっていないと思っていた。康二くんが望んでいない事を、わたしはしたくなかった。

良くも悪くも、歯を食いしばる事には慣れてるじゃないか。我慢しろ。耐えろ。誰が何と言おうと、わたしはこの人が大好きなんだ。マイナスな言葉が周りに湧き出てくるなら、それが埋もれて見えなくなるくらい好きだと叫んでやる。だって、それだけ優しくて温かい人だと、わたしは知っている。良いところも死ぬほど知っている。好きだから知っている。あなたは知らないだろうけど、わたしは知っている。好きだから知っている。康二くんの良いところをたくさん伝えたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年8月8日、東京ドーム。CDデビューが発表された。嬉しくて嬉しくて嬉しくて、人ってこんなに泣けるのかってくらい泣いた。でもそれは「Snow Man」ではなく「向井康二」がデビューできる喜びだった。デビューできるならどんな形でも良いと思っていた。デビューさえすれば、デビューさえすれば全て楽しくて嬉しくて前向きになれると思っていた。

 

でも、違った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年1月22日、CDデビュー。

 

何度この日を想ったか。どうしたらこの日を掴み取れるのか、いつ迎えられるのか、何度思ったか。あまり実感はないものの、やっぱり嬉しかった。CDが重く感じた。ここからだ、と思った。ここからもっと前向きになれるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年3月末、生放送で頭を下げる自担を見た。こんな姿を見る為に今までいろんな言葉を飲み込んだのかと思うと、泣くどころのレベルじゃなかった。歯を食いしばりすぎて粉々に砕けるかと思った。胃が溶けるかと思った。目から血が出るかと思った。少し前を向いた気持ちが振り出しに戻った。もう耐えられないと思った瞬間だった。

 

 

 

この頃、康二くんは見たいのに、Snow Manを見ると心がしんどい事に気が付いた。

 

Snow Manを見ると、失ったものばかりが頭に浮かんでしまう。

 

ステージの真ん中に立つ姿、重心をグッと下げるダンス、ソロパート、フェイク、NHKレギュラー、松竹座、丈こじ、るたこじ、すえこじ、きょへこじ、康二くんがボケる度にゲラゲラ笑ってくれる関西Jr.の温かさ、自由奔放なラジオ、大好きな関西Jr.のオリ曲、もう全部見ることができないと思うと悲しみが押し寄せてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

Snow Manの歴史を知らない事も心が重い理由の1つだった。

 

もちろんSnow Manの事は知っていた。ただ、関東Jr.の6人組で、名前は名字だけ知っていて、どんな性格なのか、どんな曲を歌い、どんな舞台に立ってきたか、どの組み合わせが人気で、どんなクセがあって、どんな苦しみや悲しみを乗り越えて、どんな喜びを感じてきたか、何も知らなかった。

昔こんな事があったよね、と盛り上がる友達を見るとどこか寂しい気持ちが拭えなかった。同じグループなのに、違うグループにいるような感覚だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

paraviを解約した。

 

YouTubeも見なくなった。

 

Snow Manを遮断し、知る事を諦めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私生活がバタバタしていたこともあって、何ヶ月避けていただろう。久しぶりに見るSnow Manはわたしが遮断していた頃より雰囲気が温かく、康二くんも楽しそうに見えて、少し気持ちが落ち着いてきた。そんな頃、コロナで中止となったデビューツアーが配信された。

 

 

 

全曲がSnow Manのオリジナル曲で構成されたステージ。何曲か知らない曲があって、Snow Manの曲なのか先輩の曲なのかすらわからなかった。でもきっとその曲にも歴史があって、それを知らなくて、また寂しい気持ちになった。配信初日を見てもやっぱり気持ちは上がらなくて、次の日は結局見ずに終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてやってきた2020年10月25日。

 

 

 

オーラスのアンコールで、9人はフロートに乗りながら噛み締める様にデビュー曲を歌っていた。ガラ空きの客席に向かって。デビューツアーで歌うデビュー曲が無人コンサートなんて悔しいに決まってる、でもとても力強く感じた。

 

そして泣いている自分に気が付いた。この時に初めて「Snow Man」デビューおめでとう、と思った。自分の感情が「康二くん」だけじゃなく「Snow Man」に動かされた瞬間だった。みんな幸せになって欲しい、そう思った。

 

 

 

康二くんがSnow Manに加入して647日経っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この647日の間に何度もやめようと思った。やめよう、やめようと思っても、どうしても自担の笑顔が浮かんでくる。康二くんがいる限りやめられない、またわたしが好きだった笑顔を見るまでやめられない、そうやって踏みとどまっていた。

 

 

 

配信が終わってから、「失ったもの」ではなく「手に入れたもの」を考えるようになった。

 

全国レギュラー、雑誌表紙、連載、CM、先輩との絡み、YouTube、Weibo、歌番組、CDから聞こえてくる録音された声、街の大きな看板、同じ方向を向いて共に歩いていく仲間。テレビラッシュに向けて必死にHDD編集したり、街を歩いているとどこからか曲が聞こえたり。Snow Manに加入していなければ、きっと全部叶わなかった。康二くんが大好きな関西Jr.を卒業してまで、この道を選んでくれていなければ、どこで道が途絶えていたかわからない。

 

 

 

 

 

 

Snow Manの事はまだまだ知らない。でも、知らない空白の部分を教えてくれる友達がいる事にも気付いた。配信中も、配信に集中したいだろうにずっといろんな事を教えてくれた。そういえば、わたしの周りの友達はみんなそんな人たちばっかりだ。こんなに恵まれていて、こんなにありがたい事はない。わたしが今、笑顔でSnow Manを見れているのは、確実にこの友達みんなのおかげだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしは関西Jr.が好きだ。今でも大好き。正直に言うと、まだ関西Jr.だった康二くんの方が好きなんだと思う。溢れる思い出を手放したくない。忘れるつもりもない。

でも、Snow Manの康二くんも好きになれた。時間はかかったけど、今は本当に楽しい。

 

 

今でも、悩んで葛藤しているマシュマロがよく届く。自分もそうだったからよくわかる。好きだからこそ悩むし、葛藤する。過去ばかり思い出してしまう。悩んで葛藤した結果、担降りをしたと言うマシュマロもいくつか届いた。それもきっと正解なんだと思う。

 

もし、苦しいなら、無理せず、少し距離を置くのもひとつの方法だと思う。少し離れて、時間が経った時、「また見たい」と思ったら戻ってきたらいい。戻ってきた時に景色が変わっているかもしれない。今まで見えなかったものが見えるかもしれない。

 

苦しんでいるあなたが、少しでも楽しく、毎日笑顔で過ごせますように。そして戻ってきた時、乗り越えた時に、また同じ人を一緒に応援できますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Snow Man」デビューおめでとう!

Snow Man」デビュー1周年おめでとう!